こんにちは、スミスです!
広島県竹原市の大久野島「うさぎの島」へ足を運んできました。たくさんのウサギたちとふれあいながら、写真を撮影してきましたので、島の様子とともにご紹介します!
大久野島「ウサギの島」の散策レポート
竹原の忠海港からフェリーで大久野島へ
大久野島は、瀬戸内海に浮かぶ広島県竹原市の離島です。
大久野島に向かうためには、フェリーあるいは旅客船に乗船する必要があります。今回は広島県竹原市の忠海(ただのうみ)からフェリーに乗船し、大久野島へ向かいます。
午前9時40分のフェリーに乗船。
土曜日でしたが、観光客の数は思ったより少なく、スムーズに船に乗ることができました。
フェリーの運賃は片道360円(大人)。
忠海港を出港して約15分で大久野島に到着することができます。
船からはしまなみ海道の生口島と大三島を結ぶ「多々羅大橋」を眺めることができます。
太陽の光が反射して、瀬戸内海はキラキラと輝いていました。
写真の中央から右に伸びる島が大久野島。周囲4キロほどの小さめの島です。
いよいよ、島で暮らすウサギたちとご対面しましょう!
島に上陸すれば、そこはウサギの楽園♪
10時頃に大久野島へ到着!
ここからはウサギたちや島の様子をひたすら紹介します!
島巡りのルートとウサギ出現マップ
島巡りのルートは、Googleマイマップで説明します。
オレンジの線が行きのルート、青色の線が帰りのルートです。
うさぎと触れ合った場所はウサギマークで示しています。
ウサギさんはルート上に満遍なくいた印象です!
数匹が集まっているような場所も多々あり、5匹ぐらいのウサギに囲まれて、幸せな気分でした笑
ちなみに、大久野島に来られた多くの方は、桟橋と休暇村大久野島をむすぶ青色のルートを往復している印象です。
※文章の初めがちょっとだけダジャレになってます笑
ウサギのエサは、小さくカットしたキャベツ
ウサギにあげるエサとして、小さくカットしたキャベツを持参しました。
今回、エサをあげた50羽近くのウサギがむしゃむしゃ食べていたので、キャベツは好きなんだと思われます!
人が近づけば、うさぎから「エサをくれー」と近寄ってきます。
朝早めの時間帯だったこともあり、ウサギたちはお腹を空かしている様子で、たくさん寄ってきてくれます!
思い思いの場所で寛ぐウサギたち。
癒されますねー。
小さなウサギさんの姿も!
お昼過ぎの時間帯になってくると、気持ちよさそうにお昼寝してるウサギもちらほら!
反対にウサギ同士で縄張りバトルのようなことをしている光景も見られます笑
ウサギとのふれあいに関する注意点
行きのフェリー内に記載されていた、ウサギとふれあう上での注意点をまとめました。
ウサギはストレスが溜まりやすくケガをしやすい動物ですので、ルールを守って、やさしく触れ合うようにしましょう!
①追いかけまわしたり、抱っこしない。
②道路や道路脇などでは触れ合わない。
③ウサギは歯が鋭いため、口もとに手をやらない。小さなお子さま連れの方は特にご注意ください。
④お菓子やパンなどウサギが食べてはいけないものを食べさせない。
⑤ゴミをポイ捨てしない。
⑤島にウサギを捨てない。
大久野島のウサギの数
2021年頃に実施した環境省の調査によると、大久野島にはうさぎが500〜600羽ほど生息していると言われています。2018年頃に行なった調査では1000匹ほどまで増えていたとされ、その頃と比べると、数が減少しています。
要員として、コロナ禍で観光客が減少したことに伴い、餌やりが減り、繁殖力が抑制された可能性があるそうです。
大久野島のウサギの種類
大久野島に生息するウサギは「アナウサギ」で、土に穴を掘って生活しているそうです。自分で掘ったであろう小さな穴に、スポッとフィットしてお昼寝しているウサギもいました笑
瀬戸内のきれいな海や多島美も魅力
大久野島はウォーキングをしたり、レンタサイクルを借りてサイクリングしたり、キャンプや海水浴などのレジャーも楽しめる島です。
島内には遊歩道や展望台も整備されており、至るところで瀬戸内らしい多島美の景色を楽しめます!ウサギに癒されながら、穏やかな海にも癒されるスポットです。
夕日が丘の付近の遊歩道から海を眺めてみると、改めて海のきれいさが分かります。
大久野島はウサギに癒される以外にも、さまざまなアクティビティがあります。
ホテルやキャンプ場、レンタサイクル、テニスコートなどの情報は、休暇村大久野島の公式サイトに詳細が記載されていますので、そちらをご覧ください。
大きなウサギの耳のオブジェ!
桟橋から休暇村大久野島に向かう道中には、ウサギの大きな耳のオブジェがあります。
このオブジェは集音器になっています。
瀬戸内の波や風の音でも聴こうと思い、顔をハメてみました。
瀬戸内海の自然の音は聴こえませんでしたが、近くを通りかかる人の話し声はよく聞こえていました笑
「うさんちゅカフェ」で一休み|休暇村大久野島内
大久野島には「休暇村大久野島」という宿泊施設があります。フェリーや旅客船が到着する桟橋から歩いて約10分(約900m)にある施設です。
※私はウサギと触れ合いながら写真を撮影することに夢中だったので、桟橋から休暇村大久野島まで約2時間の時間を要しました笑
施設内には食事や温泉も楽しめるほか、ソフトクリームなどの軽食を食べながら休憩できる「うさんちゅカフェ」があります。
うさんちゅカフェのメニュー
「うさんちゅカフェ」では、小腹を満たすメニューやドリンクなどが提供されています。
料理が提供されるのを待っている間、カレーの良い香りが漂っていました。
全国的にも知名度が高いアヲハタ(竹原市に本社)のジャムを使ったドリンクをはじめ、竹原のご当地グルメも揃っています。
「何か甘いものが食べたいなぁー」と思った頃に、タイミングよく現れるお店なので、ここで立ち寄って一服するのもオススメですよ!
ウサギのはなくソフトクリームとたこ天を実食!
それでは、小腹を満たすためにソフトクリームとたこ天をいただきます!
大久野島の名物ソフトクリームは「ウサギのフンソフト」かと思っていたら、まさかの「ウサギのはなくソフトクリーム」でした笑
たこ天も揚げたてアツアツで美味しかったー!
ちなみに竹原のお隣「三原市」はタコで有名な街で、この付近の海域ではタコが多く獲れます!
休暇村大久野島の施設内にはお土産ショップ!
休暇村大久野島の1階には、お土産売り場があります。
ウサギのグッズをはじめ、竹原のご当地土産や広島の土産が販売されています!
発電所跡の廃墟|戦争の遺跡が残る島
大久野島はかつて毒ガスの製造工場があった島で、「地図から消された島」と呼ばれていたそうです。島内には戦争の悲惨さを伝えるため、毒ガス資料館や毒ガス貯蔵庫、発電場など数々の遺跡が残る島としても知られています。
上記の写真以外にもさまざまな遺跡があります。
ジブリ作品に登場するような景色を撮影できるスポットもあるので、興味のある方はぜひ島のあちこちを散策されてみてください!
大久野島までのアクセス
別記事にて大久野島までの行き方などのアクセス情報をまとめています。以下の記事をご覧ください。