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島根半島の最西端「日御碕」|断崖絶壁に建つ灯台や日御碕神社へ

出雲大社から車で15分、島根半島の最西端「日御碕(ひのみさき)」には、石造灯台では日本一の高さの誇る「出雲日御碕灯台」や朱色の社殿が美しい「日御碕神社」などの観光スポットがあるエリアです。

日御碕にある各スポットへ足を運んできましたので、灯台や神社、日御碕の断崖といった見どころや様子などをご紹介します。

この記事で分かること

日御碕灯台や日御碕海岸などの見どころや様子
日御碕神社や周辺の様子
日御碕エリアのアクセス

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「出雲日御碕灯台」エリア

出雲日御碕灯台|石造灯台では日本一の高さ

1903年に設置された出雲日御碕灯台は、島根半島の最西端に位置し、断崖に建つ石造の灯台です。高さは43.65mあり、石造灯台としては日本一の高さがあります。

真っ白な外壁の灯台なので、もっと晴れていれば青空と青い海とのコントラストがより綺麗に映っていたでしょう。また、日御碕灯台が照らす光は、夜間で約40km沖合いにも到達するそうです。設置から100年を超えていますが、今も航海の安全を守るバリバリの現役灯台です!

全国的にも少ない登れる灯台の1つ

出雲日御碕灯台は、全国で16基ほどしかない登れる灯台の1つで、灯台上部の展望台に上がることができます。

灯台の内部には163段の螺旋階段があり、展望台からは日本海や島根半島のパノラマが望めるそうです。

2023年5月9日から7月中旬まで改修工事によって、灯台参観が中止だったため、展望台へ上がることができませんでした。皆さんはぜひ展望台へ上がってみてください。絶景が広がっていること間違いなしです!

日御碕の隆起海岸|断崖絶壁で岩がゴツゴツ

大山隠岐国立公園内にある日御碕は、潮流や波によって海岸が削られたことによって隆起した岩盤などが連なる海岸線が広がっています。

日御碕灯台が建つ場所は、まるでサスペンスドラマのワンシーンで出てきたそうな断崖絶壁です。おそらく日御碕を訪れた人の3人に1人は「サスペンスドラマで出てきそうな崖やな」と言っていると思います笑

日御碕の灯台周辺は、海岸沿いに遊歩道が整備されています。遊歩道は勾配が少ないフラットな道が多く、30分ほどで周遊できるので、ぜひ灯台を訪れた際には散策も楽しんでみてください!

ひのみさき夕日展望台|日本海に沈む夕日が見られるスポット

日御碕の遊歩道沿いには「夕日展望台」が設置されています。
日御碕は島根半島の最西端にあるので、日本海に沈むきれいな夕日を見ることができるスポットとしても知られています。

訪問当日は曇っていましたが、晴れていたら圧巻の夕日が楽しめるので、夕日目当てで訪れてみるのもオススメです!

鳥見台と経島|ウミネコの繁殖地

遊歩道を南側に向けて歩いていくと、ウミネコの繁殖地「経島(ふみしま)」があります。国の天然記念物にも指定される島です。経島を望める場所には「鳥見台」が設置され、経島を一望できます。

訪問時の5月には、たくさんのウミネコが経島で繁殖活動をしていました。
以下の写真、ちょっと見づらいですが、白い点ぐらいの大きさで見えている鳥がウミネコです。

ウミネコは、例年11月頃に北の海からやってきて、3月から6月に産卵・子育てを行い、7月頃に北の海に向かって飛び立つようです。

日御碕灯台周辺には複数の飲食店や土産店

日御碕灯台周辺には、複数の飲食店や土産店もあります。

海鮮料理を食べたり、カフェでひと休憩したり、お土産を買ったりできますので、ぜひお立ち寄りください!

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「日御碕神社」エリア

日御碕神社|鮮やかな朱色の社殿

日御碕灯台から歩いて約10分の場所にある日御碕神社は、733年完成の「出雲国風土記」や平安時代末期の歌謡集にも登場する歴史ある古社で、神話にも登場する二柱の神様「スサノオノミコト」と「天照大御神」が祀られています。

日御碕神社の境内にあるさまざまな建築物は国の重要文化財に指定されています。貴重な神社建築を拝見できる点も参拝していただきたいポイントです!

神の宮(上の宮)|スサノオノミコトを祀る

楼門を潜った右手の小高い場所には、神の宮があり、スサノオノミコトが祀られています。

境内の至る所には大きな松があり、朱色の社殿と合間って、美しい景色を見せてくれます。

日沉宮(下の宮)|天照大御神を祀る

楼門を潜った向こう正面には、日沉宮(ひしずみのみや)があり、天照大御神が祀られています。写真の左側は拝殿、右側が本殿です。

名前からも想像できるとおり日沉宮は、日と関係性が深い宮です。
日沉宮「伊勢神宮は日の本の昼を守る、日御碕神社は日の本の夜を守る」との神からのお告げによって、祀ったのが始まりとされているそうです。

園山商店|イカ焼きとサザエのつぼ焼きを実食

日御碕神社を参拝した後、鳥居のすぐ側にある「園山商店」さんへ。
お店の外からは七輪でイカとサザエを焼いている姿が見え、これは食べるしかない!と思い、立ち寄ることにしました。

店内には椅子と机があり、座ってゆっくりイカ焼きとサザエのつぼ焼きをいただきました!
他にもイカの一夜干しなどのお土産も販売されています。

昔ながらのお土産屋さんの雰囲気で、あたたかい接客がとても素敵なお店でしたので、日御碕神社へお越しの際にはぜひ立ち寄ってみてください!

日御碕エリアのアクセス

日御碕エリアのマップ

2023年5月時点の日御碕地区の案内図です。

日御碕エリアには、「出雲日御碕灯台」「日御碕海岸」「ひのみさき夕日展望台」「日御碕神社」などの見どころが徒歩圏内に点在しています。

日御碕エリアの駐車場

日御碕灯台や日御碕神社にはそれぞれ駐車場があります。

出雲日御碕灯台から日御碕神社までは歩いて約10分(700m)、車で3分ほどです。

日御碕県営駐車場(日御碕灯台付近)の駐車場に車を停めて、日御碕灯台を観光したのち、歩いて日御碕神社へ向かうことができます。また、日御碕神社の駐車場に車を移動させ、神社を参拝する方法もありです。

日御碕県営駐車場(日御碕灯台付近)

日御碕県営駐車場は、日御碕灯台や日御碕の海岸を展望できるスポットに最も近く、100台以上の車が停められる駐車場です。

日御碕神社の駐車場

日御碕神社には、25台ほどが停められる参拝者専用の駐車場があります。

参拝者専用の駐車場は、参拝者のための駐車場なので、もし日御碕灯台などへ行かれる場合は日御碕灯台付近の駐車場に車を停めるようにしましょう。

出雲大社から日御碕エリアまでのアクセス

車でのアクセス

日御碕灯台などがある日御碕エリアから出雲大社までは車で約15分(10km)ほどの場所にあります。車だとアクセスが良いので、ぜひ出雲大社と一緒に周遊するのにオススメのスポットです!

公共交通機関でのアクセス

公共交通機関をご利用される場合は、出雲大社バスターミナルから日御碕方面への路線バスが1日8本ほど運行されています。本数が多くありませんので、事前に時刻表を確認し、予定を立てられることをオススメします。

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「中四国地方が大好きになるサイト」を運営しているスミスと申します。定期的に記事を更新しますので、よろしくお願いします^^