こんにちは、スミスです!
私が生まれ育った町「湯来町(現在は広島市と合併)」は、合併前の人口が8,000人ほどの小さな町です。その小さな町には、歴史の長い温泉地「湯来温泉」があります。
今回の記事では、広島市佐伯区湯来町の湯来温泉にある、日帰りで楽しめる貸切風呂「湯来温泉湯元貸切露天風呂 誠の桧湯」をご紹介します。
2019年に復活オープンしたヒノキの露天風呂は、最高に良いお風呂でした!皆さまに知っていただき、ぜひ訪れていただきたい場所だと思ったので、ご紹介します!
湯来温泉湯元貸切露天風呂「誠の桧湯」
もともと湯来温泉街には、公共の無料露天風呂「湯元」がありましたが、観光客の減少などにより、2000年に閉鎖されました。そして約19年の月日を経て、さまざまな方々のお力添えによって、2019年に復活を遂げたのが、湯来温泉湯元貸切露天風呂「誠の桧湯」です。
初夏にはホタルがたくさん飛ぶ「打尾谷川」沿いにあり、特に外観は当時の面影を残した造りになっています。
湯来町産のヒノキで造った露天風呂
いざ中に入ると、ヒノキで造られた新しくて大きな露天風呂が設置されています!
このお風呂、実は芸人の有吉弘行さんたちが切り出したヒノキで造られています。
このきれいなヒノキ風呂に注がれる、源泉掛け流しのお湯に浸かりながら、プライベートな空間でまったり!リフレッシュできる最高のひとときでした!
貸切で楽しめるので、子ども連れのご家族や夫婦、カップルにもオススメです!
ヒノキ風呂の他にも、「源泉そのまま欲」という名のお風呂もあります。泉質が記載された看板を見てみると、泉温は27.5度。冬に入ると、なかなか寒くてキーンってなります笑
温泉の成分などが記載された看板は当時の面影を残しています。
PH9.1と記載されているので、弱アルカリ性の泉質と言えそうです。肌が少しぬるぬるする感じの、気持ちが良い温泉です!
約20年ぶりの湯来温泉に浸かれたことが嬉しく、温泉も気持ち良くて、長湯をした結果、のぼせてしまった点が反省点です笑
シャワーやトイレ、脱衣所(鏡・ドライヤー)
お風呂以外には、どのような設備があるのかご紹介します。
まずはシャワーが1箇所備え付きであります。
貸切風呂のすぐ横には、脱衣所やトイレも設置され、鏡やドライヤーも用意されています。とても綺麗で清潔感ありありの感じでした!
「誠の桧湯」の利用方法
①インターネットあるいは電話で事前予約をする
「誠の桧湯」の公式HPや電話で事前予約をします。
午前10時〜夕方までの間に5つほど枠が設定されていますので、空いている時間枠からお好きな時間帯を選びます。なお、入浴可能時間は1回あたり60分間です。
↓オンライン予約等はこちら↓
②広島市湯来交流体験センターで受付し、鍵を受け取る
予約時間の10分前を目処に「湯来交流体験センター」で受付を行い、鍵を受け取ります。
③「誠の桧湯」の駐車場へ
湯来交流体験センターから車で2分ほどの場所にある「誠の桧湯」の駐車場へ向かいます。車に乗らず、歩いてもすぐに行けるぐらいの距離です。
駐車場には2台分、車を停めることができます。
Pと記載された案内箇所の橋を渡り、真っ直ぐ行った先のスペースが駐車場です。
④お風呂を満喫したら、湯来交流体験センターで鍵を返却
入浴可能時間内に湯来交流体験センターへ戻り、受付で鍵を返却します。
「湯来温泉」や「誠の桧湯」までのアクセス
広島市街や宮島付近からも1時間ほどで到着することができる立地です。
お車でお越しの方
■広島市街からお越しの方
下道で約55分(34km)
■岡山方面からお越しの方
広島自動車道「広島西風新都IC」から約35分(25km)
■宮島口方面からお越しの方
約50分(33km)
※県道41号線経由(以下マップの赤ルート)が広い道でオススメ!
■山口方面からお越しの方
山陽自動車道「廿日市IC」から約45分(31km)
※県道41号線経由(以下マップの赤ルート)が広い道でオススメ!
参考までに青ルートの道は以下のような区間がしばらく続きます。
バスでお越しの方
広島市佐伯区にある五日市駅の南口から湯来ロッジ(湯来温泉)行きのバスが出発しており、バスに乗車して約70分で到着することができます。
湯来温泉周辺のオススメスポット
車で30分以内のスポット
車で30分以内で行ける主な観光地は、広島市佐伯区湯来町にある観光地です。
・湯来つり堀(広島県広島市佐伯区)
車で1時間以内のスポット
車で60分以内で行ける主な観光地は、広島県廿日市市や広島市街などにある観光地です。
・もみのき森林公園(広島県廿日市市)
・めがひらスキー場(広島県廿日市市)
・宮島口(広島県廿日市市)
・原爆ドーム(広島県広島市)
・平和記念公園(広島県広島市)
・広島城(広島県広島市)
風呂上がりに砂谷牛乳の「コーヒー牛乳」
お風呂が出た後には、何か飲みたくなりますよね。
ここでオススメしたい飲み物として、砂谷牛乳の「コーヒー牛乳」をご紹介します!
砂谷牛乳(サゴタニ牛乳)は、湯来町にある昭和25年創業の牛乳メーカーです。私が小学生の時は、瓶に入ったサゴタニ牛乳が給食で提供されていました。
とても美味しい牛乳なので、ぜひご賞味くださいませ!
砂谷牛乳のコーヒー牛乳は、貸切風呂の鍵の受け取りを行う「湯来交流体験センター」のすぐ隣にある「湯来特産品市場館」で販売されていました!
野生の「猿」が出現
貸切風呂の駐車場からふと外を眺めると、何やら動く動物が。
電線を巧みに渡ったり、屋根の上でまったり過ごす野生の猿がいました笑
さすが我らの湯来町と思う出来事でした!
日帰りでも楽しめる湯来ロッジの温泉もオススメ!
湯来温泉街のすぐ近くにある「湯来ロッジ」は、日帰り温泉や宿泊施設、足湯、レストランなどが併設する施設。2009年にリニューアルオープンしており、館内やお風呂もとても綺麗です。
気軽に日帰り入浴を楽しまれたい方は、湯来ロッジもオススメです!
湯来ロッジや湯来交流体験センターの裏側には、太田川水系の水内川が流れています。
川底がはっきり見えるくらい透き通った水です。
夏にここでキャンプして、川遊びしたら最高に気持ち良いでしょうね!
火を起こして鍋を煮たり、冬キャンプを楽しんでる方も何組かおられました。
【おまけ】帰り道にジェラート工房「アルトピアーノ」へ
お風呂に上がった後、コーヒー牛乳を飲んだものの、「何か甘いものも食べたいなぁ」という欲求を満たすため、ジェラート工房「アルトピアーノ」へ立ち寄りました。
湯来温泉から車で約15分、先ほど紹介したコーヒー牛乳を製造するサゴタニ牛乳のすぐ近くにある、濃厚で美味しいジェラートやソフトクリームが食べられるお店です!
ここのジェラートがこれまた美味しいんですよね!
牧場直結なので、目と鼻の先にはたくさんの牛さんが暮らしています。
お店の外観もおしゃれです。
お店の前は広大な広場になっているので、春から秋にかけては子ども達が駆け回って遊んだりしています!
湯来温泉に行った際や、湯来町へお越しの際には、ぜひ「アルトピアーノ」にも足を運ばれてみてください!