こんにちは、スミスです。
今回の記事では、岡山県を代表する神社の一つ「吉備津神社」をご紹介します。
国内屈指の大きさを誇る「本殿拝殿」、全長360mの真っ直ぐに伸びた回廊、境内で植えられた色づく木々の様子など、吉備津神社の見どころをお伝えします。
吉備津神社とは?
岡山県岡山市にある吉備津神社は、国内屈指の大きさを誇る社殿をはじめ、貴重な文化財や建築物が残る由緒ある神社です。
境内には樹齢約600年の「いちょう神木」や、日本の文化・伝統を伝えるモノとして文化庁が認定する「日本遺産」に指定された文化財が多くあります。
京都・八坂神社に次ぐ大きさの「国宝 本殿拝殿」
国宝「本殿拝殿」は、離れた場所から見ても目立つぐらい大きな建造物で、この造りは全国で唯一の様式であることから「吉備津造り」とも言われています。
神社に向かう道中から社殿を望むことができ、社殿の大きさを感じることができます。
吉備津神社公式HPによると、本殿の大きさは約255m²。
京都の八坂神社に次ぐ大きさで、同じ中国地方にある出雲大社と比べても約2倍の広さだそうで、本殿が如何に大きいかが分かると思います。
訪問当日は、七五三で参拝されるご家族もたくさんいらっしゃって、多くの方に親しまれている神社であるように感じました。
全長360mの真っ直ぐに伸びた「回廊」
境内には、全長が約360mもある「回廊」があります。
自然の地形を生かした形で造られているので、一部の区間は勾配がある点も特徴的です。
例えが伝わらないかもしれませんが、愛媛と高知を結ぶ国道194号線の「寒風山トンネル」や高知自動車道の「笹ヶ峰トンネル」のような、先が見えないぐらいの直線具合と勾配を感じられます。私はこういうの見ると妙に興奮するタイプです笑
ここまで真っ直ぐに伸びた回廊を見たことが無かったので、圧巻の景色に感動し、思わずシャッターを切りたくなります。
美しい建造物と色づく木々との共演も魅力
2022年11月頃に訪問したため、境内に植えられた木々が色鮮やかに紅葉していました。境内には、至る所で思わず紅葉の写真を撮りたくなるような、見ごたえのあるスポットがたくさんあります。
朱色の祠と紅葉といった見事な共演も楽しめます。
また、回廊の屋根には落ち葉が積もり、風情を感じられる雰囲気も素敵でした!
吉備津神社に関するその他情報
吉備津神社の神様について
大吉備津彦命を主神とし、その異母弟の若日子建吉備津日子命と、その子吉備武彦命(キビタケヒコノミコト)等、一族の神々を合わせ祀っております。(吉備津神社公式HPより引用)
吉備津神社の所要時間
今回の参拝では、1時間ほどかけてゆっくり境内を散策しました。
境内は広いですが、約1時間ほどで、本殿・拝殿や回廊などのさまざまな重要文化財などをゆっくり巡ることができるかと思います。
吉備津神社の紫陽花
吉備津神社の境内に植えられた紫陽花は、例年6月下旬頃に見頃を迎えるそうです。
訪れた時は秋だったので、紫陽花はもちろん咲いておりませんでしたが、紫陽花が咲くとこれまた美しい光景が広がる姿が想像できます。
吉備津神社までのアクセス・行き方
吉備津神社は、岡山県岡山市の中心部から車で約20分(8km)ほどの場所にある神社です。付近にはJR吉備線の「吉備津駅」があり、交通機関でも訪れやすい場所に位置しています。
お車でお越しの方
吉備津神社までの道のり
広島・山陰・四国方面からお越しの方
■ 岡山道「岡山総社IC」から車で約16分(9km)
■ 山陽道「吉備スマートIC」から車で約12分(6km)
大阪方面からお越しの方
■ 山陽道「吉備スマートIC」から車で約12分(6km)
■ 山陽道「岡山IC」から車で約15分(9km)
駐車場
吉備津神社には広い無料駐車場があります。
駐車場から本殿までは歩いて約5分の道のりです。
公共交通機関でお越しの方
最寄り駅は、JR吉備線(桃太郎線)の「吉備津駅」です。
吉備津神社には、歩いて10分ほどで行くことができます。
周辺のおすすめスポット
車で30分以内のオススメスポット
車で30分以内に行ける主な観光地は、岡山県岡山市や総社市周辺にある観光スポットです。
・鬼ノ城(岡山県総社市)
・倉敷美観地区(岡山県倉敷市)
・岡山城(岡山県岡山市)
・岡山後楽園(岡山県岡山市)
車で1時間以内のオススメスポット
車で1時間以内に行ける主な観光地は、岡山県浅口市や高梁市周辺にある観光スポットです。
・矢掛宿(岡山県矢掛町)
・岡山天文博物館(岡山県浅口市)
・備中松山城(岡山県高梁市)