こんにちは、スミスです!
四国最南端の町、高知県土佐清水市にある天然海中ミュージアム「足摺海底館」へ行ってきました。全国に7つしかない海中展望塔の1つで、水深7mの海中窓から海の中の様子を楽しむことができるスポットです!野生のアオウミガメも見ることができた「足摺海底館」の様子をちょこっとご紹介します。
天然海中ミュージアム「足摺海底館」へ
中国・四国地方に唯一の海中展望塔である「足摺海底館」は、1972年にオープンしました。「足摺宇和海国立公園」や「竜串(たつくし)海域公園」内にある施設で、珊瑚や熱帯魚、奇岩風景といった美しい自然が見られる景勝地にあります。
海上に建つ足摺海底館
足摺海底館までは、駐車場から海岸沿いを約500m(7分)ほど歩きます。海岸沿いは舗装された遊歩道になっていて、どうやったらこんな形になるやろうと思わせるさまざまな奇岩が見られます。
足摺海底館の入り口までやってきました。建物は赤と白の色をした十字塔の形をしていて、なんだか不思議な見た目をしています笑
陸地から海へ続く遊歩道を渡り、海上に建つ展望塔へ入館します。
どこまで遠くが見えるかは日によって異なります
建物の目の前には様々な掲示物があり、その1つに「透視度10メートル」との記載があります。足摺海底館は自然の海中を見られるので、気象や波などの条件によって、どこまで遠くが見えるか透視度が異なります。
条件が良い日には20メートルほど先まで見られることもあるそうです。
水深7mの海中窓があるスペースへ
館内に入ると、水深7m地点までらせん階段を降りていきます。水深7m地点には16箇所の海中窓が設置され、海中の様子を見ることができます。
東西南北にある海中窓と、見られる魚のイラストや紹介文が記載されています。
会えたらラッキー!突然アオウミガメが現る!
海中窓を覗きながら、どんな魚がいるか探していると、遠くからウミガメっぽいフォルムをした生き物が近づいてきました。これはまさかと期待が高まります。
レアキャラとされる「アオウミガメ」のご登場です。海中窓の方へ近づいてきてくれました。
アオウミガメは、その後海中展望塔の周りをぐるぐるしていました。
展望室の説明書きには「アオウミガメに会えればラッキー」と書かれていたので、運が良かったのかもしれません!
野生のウミガメが優雅に泳ぐ姿が見られたことに感動しました。ウミガメ好きの私にとって見られたことがとても嬉しかったので、一生忘れないだろうなと思います。
他にもさまざまな生き物が見られます!
当日はちょっと大きな魚やハリセンボンも見ることができました。
サンゴ、ハリセンボン、イワシ、キビナゴ、メジナ、ヒブダイ、ウミガメ などなど
自然だからこそ訪れるたびに、海の様子が異なったり、見られる生き物も変わったり、水族館とは異なる海中のリアルを感じられる点がとても魅力的なスポットだと感じました!足摺岬に訪れた際には間違いなく足摺海底館をリピートすると思います。
竜串海岸を望める展望台やグッズ売り場
海底の展望室の上には、竜串海岸や太平洋を望める展望スペースになっています。また、足摺海底館のグッズなども販売されていました。
自然の海中を見られるスポットは全国的に数少ないので、ぜひ足摺海底館を訪れて、一期一会の出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか!
「足摺海底館」の詳細情報
営業時間と入館料
営業時間や入館料は「海中天然ミュージアム 足摺海底館」の公式サイトをご覧ください。
足摺海底館のアクセス
足摺海底館は、高知県の左下にある土佐清水市の海岸沿いにあります。
主要地からの所要時間と距離
■高知市内|約2時間30分(140km)
■足摺岬灯台|約35分(26km)
■柏島|約40分(35km)
足摺海底館の施設概要
竣工年月 | 1971年12月 |
岸からの距離 | 約54m |
水深 | 7m |
海中窓の数 | 16箇所 |
定員 | 75名 |